Gerard Philipe et Jeanne Moreau dans Les Liaisons dangereuses (1959)
危険な関係(1959年)
Les Liaisons dangereuses
映画の原作はフランス革命以前の退廃的なロマン主義の影響で風俗が乱れた時代といわれる18世紀に、フランスの作家「Pierre-Ambroise-Francois Choderlos de Laclos(ピエール・コデルロス・ド・ラクロ)」が1782年に出版した書簡体小説「Valmont(ヴァルモン)」です。 Roger Vadim(ロジェ・ヴァディム)監督が舞台を現代のパリに移して「危険な関係」をヌーヴェルアーグ風に映画化しました。 無情で冷酷な女たらしの外交官のヴァルモンと、もっと上手の妻のジュリエットの危険な恋愛ゲームの物語です。 「危険な関係」が最後の出演となったフランスの二枚目俳優のGérard Philipe(ジェラール・フィリップ)が主人公で外交官のヴァルモンを演じ、その妻ジュリエット(メルトイユ侯爵夫人)は2017年に89歳で亡くなったJeanne Moreau(ジャンヌ・モロー)です。 デンマーク出身の金髪美人のAnnette Stroyberg(アネット・ ストロイベルグ)は当時ヴァディム監督夫人だったのでAnnette Vadim(アネット・ヴァディム)としてヴァルモンが本気で惚れてしまうMarianne Tourvel(マリアンヌ夫人)の役を演じています。 Jean Louis Trintignant(ジャン・ルイ・トランティニャン)は怒りのあまりヴァルモンを死に至らしめる若くて真面目なDanceny(ダンスニ)を演じました。 パリのビート族と呼ばれた前衛作家でトランペット奏者でもあるBoris Vian(ボリス・ヴィアン)がなんとヴァルモンの妻の恋人の一人だったPrévan(プレヴィン)役で登場します。(鼻筋が通った細身のニヒルな男性) ジャズ好きのボリス・ヴィアンは黒人のVernon Sullivan(ヴァーノン・サリヴァン)というペンネームで過激なハードボイルド作家としてデビューしていますが、中でも映画化された「J’irai cracher sur vos tombes(墓に唾をかけろ)」は差別の激しいアメリカ南部の黒人のリンチを扱った暴力的な復讐劇です。 この映画の試写を観て激怒したボリス・ヴィアンは39歳という若さだったのに持病の心臓発作で急逝したそうです。
※ロジェ・ヴァディムは同じ題材で1977年に、「Emmanuelle(エマニエル夫人)」のSylvia Kristel(シルヴィア・クリステル)を起用してよりエロティックな「Une femme fidèle(華麗な関係)」を監督しています。
音楽が Mort Schuman(モート・シューマン)とPierre PorteOrchestra(ピエール・ポルト)作曲のサントラLPは日本で発売されました。
☆ ちなみに「死刑台のエレベーター」の前年にジャンヌ・モローが1920年代のパリのピガールを舞台に何人もの男を翻弄する娼婦フェルナンデを演じた1955年の映画「M’sieur la Caille(狩込み)」があります。 改題された英語のタイトルは「No Morals」と表され監督はAndré Pergament(アンドレ・ペルガマン)、フレデリック・ダールの原作と聞いたのですが実はFrancis Carco(フランシス・カルコ)の小説でダールがペルガマンと共同で脚本を手がけたそうです。 カルコは1922年にアカデミー・フランセーズ賞を受賞した「L’Homme traqué (追い詰められた男)」(ジュジュ・ラ・カイユ)を書いた歌手で俳優の仏作家でした。 Joseph Kosma(ジョセフ・コズマ)の物悲しいテーマ曲”Bonjour Paris”が魅力です。
Joseph Kosma – Bonjour Paris- YouTube
Gerard Philipe: Fanfan
40年代と50年代に活躍したフランスの伝説的な二枚目俳優のGérard Philipe(ジェラール・フィリップ)は1947年の「Le Diable Au Corps(肉体の悪魔)」で世界的に名を知られるようになりました。 共演のMicheline Presle(ミシュリーヌ・プレール)との美男美女コンビは「危険な関係」でのジャンヌ・モローとジェラール・フィリップのコンビ同様とても魅力的ですがこちらの映画は恋ひと筋(風)なのに不純な純愛映画です。
「肉体の悪魔」の写真はIl diavolo in corpo Photos – FILM.TV.IT
ジェラール・フィリップはただ単にハンサムというだけではありません。 ジェラール・フィリップの声は美しいことで定評があり、1943年に書かれたSaint Exupéry (サンテクジュペリ)の「Le Petit Prince(星の王子さま)」の朗読が有名です。 (このこと20年以上も前に私がジェラール・フィリップのファンだと知ったフランス人が教えてくれたのでした。 Merci!
☆日本でも1974年にフランス語版のLPが出たそうですが、”Le Petit Prince”のCDはフランスのLe Petit prince [CD] – Amazon.fr(日本ではLe petit prince – de Antoine de Saint-Exupéry – Raconté par Gérard Philipe – ASIN: B000042OC7) うっとり聞き惚れるるだけでなくフランス語の勉強にもなります。 ちなみに星の王子さま役は「禁じられた遊び」や「死刑台のエレベーター」のジョルジュ・プージュリーです。
ジェラール・フィリップの出演映画にChristian-Jaque(クリスチャン=ジャック)がカンヌで監督賞を受賞した18世紀を背景にした活劇もので1952年の「Fanfan la Tulipe(花咲ける騎士道)」がありますが、この映画の役名からジェラール・フィリップのあだ名が”ファンファン”になったそうです。 監督のクリスチャン=ジャックは1964年にアラン・ドロンを主役にして「La tulipe noire(黒いチューリップ)」を監督しています。
Les Liaisons Dangereuses DVD
ページトップは魅惑のジェラール・フィリップとジャンヌ・モロー共演の「危険な関係」のフランス語版輸入DVDです。(ヨーロッパPALフォーマット又はリージョン2ですが珍しいことに字幕が手話だとか)
日本で劇場公開されたジェラール・フィリップの最後の出演映画である「危険な関係」のDVDカバー画像はカラーですが映画は白黒です。
下記は2003年に発売になった日本語字幕版DVD
危険な関係
日本語字幕版のDVDには2006年の「危険な関係」(ASIN: B000L215GK)やページトップと同じくアイ・ヴィ・シーからリリースされた1999年発売の「危険な関係」(ASIN: B00005G11V)もあります。
Liaisons Dangereuses VHS
Les Liaisons Dangereuses (1959) (ASIN: B000064GG1)
画像は2003年リリースのフランス語に英語字幕の「Liaisons Dangereuses」海外版VHSビデオですが、入手困難なためリンクは1989年の日本語字幕版になっています。 他にも1984年や1995年の「危険な関係(ワイドスクリーン版)」や「危険な関係(吹替版)」のVHSもあり。
Art Blakey & the Jazz Messengers Play “No Problem”
With Barney Wilen in Les Liaisons Dangereuses
危険な関係のブルース
ロジェ・ヴァディム監督の「危険な関係」では、当時の”フランス映画の音楽はジャズ!”という流行の例に漏れず、Art Blakey & the Jazz Messengers(アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャース)が演奏するNo Problem(危険な関係のブルース)が大変評判になりました。 映画の中で”Rhythm-a-ning”と”Crepuscule with Nellie”でBernard “Barney” Wilen(バルネ・ウィラン)は当時モンクのカルテットのメンバーだったCharlie Rouse(チャーリー・ラウズ)のサックスをフィーチャーしているそうです。(カルテットのメンバーはピアノのモンクとサックスのチャーリー・ラウズとベースがSam JonesでドラムがArthur Taylor) 映画のオープニングで流れた”Crepuscule with Nellie”という曲は体調が思わしくなかったモンクの妻のネリーを励ますために書かれた曲で、オリジナルは映画より2年ほど前に録音されています。(モンクのパトロンだった男爵夫人が書いたPannonicaなどもオリジナルとは違います)
テーマ曲である”No Problem”の作曲はパリ公演中に映画音楽を担当したThelonious Monk(セロニアス・モンク)という説があるそうですが実際にモンクは映画のために特に作曲はしていません。 テーマ曲の実際の作曲者はJack Marray名義で参加していたDuke Jordan(デューク・ジョーダン)なのだそうです。 この「問題無い」というタイトルの問題がある曲「No Problem(危険な関係のブルース)」はデューク・ジョーダンのブルー・ノートでのアルバム「Flight To Jordan」等では「Si-Joya(シ・ジョヤ)」と改題されているそうです。
♪ Duke Jordan – No Problem (Flight To Denmark) – YouTube
映画「危険な関係」の中でボリス・ヴィアンとジャンヌ・モローの会話の後に、ジェラール・フィリップが演じるヴァルモンがセロニアス・モンクが1956年にリヴァーサイドからリリースした当時話題のレコードの「Brilliant Corners(ブリリアント・コーナーズ)」をかけるシーンがあり、この音楽をバックに夫婦の会話があります。 映画で使用された曲はモンクのレパートリーからOff Minor、Crepuscule with Nellie、Let’s Cool One、Pannonica、Ba-lue Bolivar Ba-lues-Are、Epistrophyの他、バルネ・ウィランが参加したRhythm-a-ningとCrepuscule with Nellieなどらしいです。
☆Thelonious Monk(セロニアス・モンク)は当時良い評価を得られずいわば低迷状態の中で好機を得たサウンドトラック担当のオファーを受けたのですが、映画のスクリーニング後でも躊躇したと伝えられています。
☆映画の中で主人公がかけたレコードでモンクの1956年のアルバム「ブリリアント・コーナーズ」についてはAudio-Visual Trivia 内のErnie Henry(アーニー・ヘンリー)
バルネ・ウィランの写真や「危険な関係」のサントラ画像が沢山見られるBarney Wilen Story
Duke Jordan – Les Liasions Dangereuses
「危険な関係」のテーマ曲である”No Problem(危険な関係のブルース)”の実際の作曲者と云われるデューク・ジョーダンの1973年のアルバムは「Flight to Denmark(フライト・トゥ・デンマーク)」というタイトルだそうですが、1962年のデューク・ジョーダンの最高傑作が最高音質でリマスタリングされたサントラの「Les Liasions Dangereuses Soundtrack」があります。
Les Liaisons Dangereuses Soundtrack
「危険な関係」オリジナル・サウンドトラック
☆上記はアートブレーキーの危険な関係のブルースを収録して2002年にリリースされたサウンドトラックです。
♪ 試聴は危険な関係 オリジナル・サウンドトラック<完全生産限定盤> – Tower.jp
ちなみにモンクが演奏した映画の幻のサウンドトラックは映画の中だけで聴けるのだそうです。
ジャズ・エヴァー!
“Tommy Flanagan Trio(トミー・フラナガン・トリオ)”にも参加したことがあるアリゾナ出身の若手ドラマーのLewis Nash(ルイス・ナッシュ)が参加した「No Problem ’94」はBarney Wilen(バルネ・ウイラン)のジャズ・スタンダード・アルバム「New York Romance」(ASIN: B0000035Z4)です。
♪ 試聴はニューヨーク・ロマンス Tower.jp
デューク・ジョーダンの”危険な関係”など映画で使用されたジャズを集めた国内盤アルバム「Jazz Ever! Movie ジャズ・エヴァー! ムーヴィー (試聴はありませんが収録曲目情報が見られます) ディスク: 2にデューク・ジョーダン演奏の”Si-Joya(危険な関係)”が収録された2枚組のジャズのコンピレーションアルバム「ジャズ・エヴァー! ムーヴィー」には、Benny Goodman(ベニー・グッドマン)の”Sing, Sing, Sing(シング・シング・シング)”やJohnny Hartman(ジョニー・ハートマン)の”My Favorite Things(マイ・フェイヴァリット・シングス)”は別にして、殆どが演奏者のオリジナルの演奏ではなく、Count Basie(カウント・ベイシー)の”From Russia with Love(ロシアより愛をこめて)”、Lee Morgan(リー・モーガン)の”Midnight Cowboy(真夜中のカーボーイ)”、Bud Shank(バド・シャンク)の” I Will Wait For You(シェルブールの雨傘)”などのカバーバージョンが収録されています。
☆ラクロの小説「ヴァルモン」の映画化集☆
Une Femme Fidele (1977年) (華麗な関係) ロジェ・ヴァディム監督 (ASIN: B000A38P3G)
このページで紹介した1959年のヴァディム監督自身の作品である「危険な関係」を約20年経ってからリメイクしています。 ヒッチコックの「フレンジー」で主演したJon Finch(ジョン・フィンチ)の侯爵とナタリー・ドロンの侯爵夫人の夫婦が18世紀の貴族の恋愛ゲームを演じ、ゲームを忘れて伯爵が愛してしまうMathilde(マチルダ)には当時エマニエル夫人で人気だったSylvia Kristel(シルヴィア・クリステル)を起用してよりエロティックな作品を撮りました。
Une Femme Fidèle – YouTube
Dangerous Liaisons (危険な関係) (1988年) スティーヴン・フリアーズ監督
コスチュームが素晴らしくアカデミー賞の美術や衣裳部門で受賞した18世紀のパリを舞台にした時代劇です。 パリの社交界に君臨するメルトイユ侯爵夫人はGlenn Close(グレン・クローズ)、ドンファンのバルモン子爵は「Being John Malkovich(マルコヴィッチの穴)」で有名なJohn Malkovich(ジョン・マルコヴィッチ)です。 若いダンスニには「The Matrix(マトリックス)」や「ジョン・ウィック」のKeanu Reeves(キアヌ・リーヴス)、他にMichelle Pfeiffer(ミシェル・ファイファー)や女優デビューしたてのUma Thurman(ユマ・サーマン)が出演します。
グレン・クローズといえば「One Hundred and One Dalmatians(101匹わんちゃん大行進)」の実写版で1997年の「101 Dalmatians(101/ワン・オー・ワン)」が印象が強いですが、負傷兵をレイプして子供を儲ける看護婦を演じた1982年の「The World According to Garp(ガープの世界)」や、1985年に妻殺しの疑惑をかけられた依頼人と恋に落ちてしまう弁護士役で全裸ベッドシーンを演じたRichard Marquand(リチャード・マーカンド)監督の「Jagged Edge(白と黒のナイフ)」が秀逸です。 父親のような探偵のサムを演じたRobert Loggia(ロバート・ロジア)がいい味を出しています。
☆マルコヴィッチの「危険な関係」の写真が見られるLe relazioni pericolose Photos – FILM.TV.IT
☆マルコヴィッチの「危険な関係」のトレーラーはDangerous Liaisons Trailer – VideoDetective
Valmont(恋の掟) (1988年) ミロス・フォアマン監督 (ASIN: B0007MCHD4)
原作に比較的忠実な内容になっている「恋の掟」は、2005年の「
2005年の「Where the Truth Lies(秘密のかけら)」にも出演したイギリス人俳優のコリン・ファースが”まさか”のヴァルモン子爵役、とアネット・ベニングがメルトイユ侯爵夫人を演じます。 舞台は18世紀フランスの貴族社会、美貌の未亡人とドンファンのヴァルモン子爵に絡むスキャンダラスな恋愛遊戯の物語です。
やはりイギリス紳士のコリン・ファースが演じるヴァルモンはお上品です。
Cruel Intensions (クルーエル・インテンションズ) (1999年) ロジャー・カンブル監督
「危険な関係」の若者版では、アメリカのハイソな高校生のRyan Phillippe(ライアン・フィリップ)とサラ・ミシェル・ゲラーの義姉弟が恋愛ゲームの新しいターゲットにReese Witherspoon(リース・ウィザースプーン)を選びます。
☆詳細はAudio-Visual Trivia内のクルーエル・インテンションズ
Untold Scandal (スキャンダル) (2003年) Je-yong Lee(イ・ジェヨン)監督
韓国ドラマでお馴染みのヨン様ことPe Yonjyun(Yonjun)又はBae Yong Joon(ペ・ヨンジュン)が主演した韓国李朝時代の貴族社会の描写や衣裳が圧巻の「スキャンダル」は日本以外のアジアでは初めての「Les Liaisons Dangereuses」の映画化です。
メガネを外したBae Yong Joon又はBae Yongjun(ヨン様)が艶じる「チョン様」は韓流(かんりゅう)「危険な関係」です。
Les Liaisons Dangereuses (2003年) Josée Dayan(ジョゼ・ダヤン)監督 (ASIN: B00015YV5Y アダルト商品に分類されてしまいました)
60年代のパリの上流社会を舞台に、Catherine Deneuve(カトリーヌ・ドヌーヴ)がメルトイユ侯爵夫人、Rupert Everett(ルパート・エヴェレット)がヴァルモン、Nastassja Kinski(ナスターシャ・キンスキー)がヴァルモンが夢中になるトゥールベル夫人を演じます。
ロズモンド夫人には往年のフランス女優のDanielle Darrieux(ダニエル・ダリュー)が出演した仏テレビ・ドラマのシリーズで、なんと「私生活のない女」を監督したAndrzej Zulawski(アンジェイ・ズラウスキ)がアントワーヌ・ジェルクール将軍役で出演します。 音楽は「Mulholland Dr.(マルホランド・ドライブ)」のAngelo Badalamenti(アンジェロ・バダラメンティ)ですが中盤のダンスシーンで使用されたタンゴ曲”El choclo(エル・チョクロ)”が魅力的です。
画像はAmazon.comにあるフランス語版の200分DVDです。
Dangerous Liaisons by Hur Jin-Ho
韓国では2003年にBae Yong-jun(ペ・ヨンジュ)が主演した「Untold Scandal」の後、2012年に中国系韓国人のHur Jin-Ho(Heo Jin-ho /ホ・ジノ)監督が映画化する「Wi-heom-han gyan-gye(危険な関係)」には清楚な未亡人のドゥ・フェンユー役が「2046」のZhang Ziyi(チャン・ツィイー)が出演します。 1931年の上海を舞台にした「Wi-heom-han gyan-gye(危険な関係)」ではDong-gun Jang(チャン・ドンゴン)がシエ・イーファン(ヴァルモン)を演じ、モー・ジユ(メルトイユ侯爵夫人)役はCecilia Cheung(セシリア・チャン)だそうです。 「危険な関係」はハングルでは「위험한 관계」、中国語では「危险关系」と表記されるとか。 香港版「危険な関係」の予告編で流れた中国人歌手Sun Lu(孫露、もしくは孙露)が歌う”Don’t Let Me Cry”が印象的。
Dangerous Liaisons – Jang Dong Gun & Zhang Ziyi – “Don’t Let Me Cry” by Sun Lu
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