Vince Vaughn as Brad and Reese Witherspoon as Kate
Four Christmases (2008)
Four Christmases: The Vince Vaughn’s Christmas Movie Hit This Year, too!
ヴィンス・ヴォーンのクリスマス映画第二弾!
昨年2007年にはVince Vaughn(ヴィンス・ヴォーン)のFred Claus(ブラザーサンタ)でしたが、今年2008年もヴィンス・ヴォーンが身体を張ったコメディ「4 Christmases(フォー・クリスマス)」がやってくる!(日本にはまだやって来ない) Four Christmases(フォー・クリスマス)」の監督は2007年のThe King of Kong(キング・オブ・コング)のSeth Gordon(セス・ゴードン)で、脚本は何人ものライターが寄ってたかって書いているのでそりゃ面白いそうで、ストレス解消にはもってこいの映画かも。 このロマコメ映画で難局打開に向けて奮闘するカップルを演じるのは、彼のBrad(ブラッド)君にヴィンス・ヴォーン、彼女のKate(ケイト)ちゃんにReese Witherspoon(リース・ウィザースプーン)です。 当面は将来を考えていない二人の両親を演じるのがすごい面々。 1969年の「The Rain People(雨のなかの女)」以降Francis Ford Coppola(フランシス・フォード・コッポラ)の秘蔵っ子的なRobert Duvall(ロバート・デュヴァル)がブラッドのパパを演じています。 ロバート・デュヴァルといえば1993年の「フォーリング・ダウン」で退職間近の刑事役が良かったですが刑事の奥さんが60年代のセックス・シンボルとして可愛かったTuesday Weld(チューズデイ・ウェルド)だったのにはショック!
ブラッドのママには1976年のCarrie(キャリー)で豚の血を浴びて一躍有名になったSissy Spacek(シシー・スペイセク)、そしてケイトのパパにはAngelina Jolie(アンジェリーナ・ジョリー)のパパであるJon Voight(ジョン・ヴォイト)、ケイトのママが1993年の「What’s Eating Gilbert Grape(ギルバート・グレイプ)」でギルバートが関係を持つ既婚女性のベティを演じたMary Steenburgen(メアリー・スティーンバージェン)。 授乳期だからかやたらとデカパイを強調するケイトの姉妹のCourtney(コートニー)にKristin Chenoweth(クリスティン・チェノウェス)などとこんな大物キャストじゃこの映画がヒットしないわけがない!はず。(もっとも多人数の大物俳優陣が脇を固めている映画が最近の流行りみたい) ちなみクリスティン・チェノウェスは特異なBetty Boop(ベテイ・ブープ)声(日本でなら雪村いづみ)の身長150cmというトランジスタグラマーなTV女優で、映画では2005年にNicole Kidman(ニコール・キッドマン)主演の「Bewitched(奥さまは魔女)」や2006年にはSteve Martin(スティーヴ・マーティン)主演の「The Pink Panther(ピンクパンサー)」と「Deck the Halls(ライトアップ! イルミネーション大戦争)」などに出演しています。
Country Singers in Four Christmases
「フォー・クリスマス」のキャストはなにかとカントリー&ウェスタンに関連があります。 シシー・スペイセクは13歳で結婚し17歳で4人の子持ちとなったカントリー歌手のLoretta Lynn(ロレッタ・リン)を描いた1980年の伝記的映画「Coal Miner’s Daughter(歌え!ロレッタ愛のために)」で主演してカントリーを歌いましたが、リース・ウィザースプーンは2005年のJohnny Cash(ジョニー・キャッシュ)の伝記映画「Walk the Line(ウォーク・ザ・ライン 君につづく道)」で歌っていました。 他のキャストにはケイトのママとデートしている禿げたフィル牧師役のDwight Yoakam(ドワイト・ヨーカム、もしくはドワイト・ヨアカム)はグラミー賞受賞のカントリーシンガーです。 ブラッドの兄弟でUFCに憧れてタグチームで檻内で闘うDallas(ダラス)をTim McGraw(ティム・マックグロウ)、妊娠中の奥さんがいるDenver(デンヴァー)役はなんと「Iron Man(アイアンマン)」を監督した格闘好きのJon Favreau(ジョン・ファヴロー)。 ヴィンス・ヴォーンとは2005年の「ウエディング・クラッシャーズ」でも共演しレベッカ・デモーネイと夫婦を演じた183cmのドワイト・ヨーカムはテンガロンハット(カウボーイハット)を目深にかぶり細身の脚をセクシーに揺すって80年代アーバン・カウボーイ風ヒルビリーを歌って女性に人気でしたが1990年代に突如ツバ広帽子をかなぐり捨てて俳優デビューし、1996年の「スリング・ブレイド」や「レッドロック」などでかなり癖の強い演技で注目を浴びました。
♪ Dwight Yoakam – Honky Tonk Man – YouTube
さて、見せ場となっている運動神経ゼロのブラッドを襲撃する格闘好きの兄弟がダラスとデンヴァーというには意味があり、実はケイトもここに来る前までは知らなかったのですがブラッドも本当の名が”Orlando(オーランド)”だったのです。(それぞれ仕込み地名であり出生地ではないところがミソ) 「American Graffiti(アメリカン・グラフィティ)」に出演後、「スプラッシュ」や「Curious George(おさるのジョージ)」などを監督したRonny Howard(ロン・ハワード)の娘で「Lady in the Water(レディ・イン・ザ・ウォーター)」で水の妖精を演じた女優のBryce Dallas Howard(ブライス・ダラス・ハワード)もミドルネームは宿された時の地名だそうです。 ブラッドの秘密がバレただけでなくケイトも姉と姪の集まった母の家ではダイエットしていたという秘密が暴露されてしまいます。 ヴィンス・ヴォーンはドワイト・ヨーカムが監督デビューした2000年の「South of Heaven, West of Hell(ワイルド ガン)」にBilly Bob Thornton(ビリー・ボブ・ソーントン)と共演していました。 この映画には「Pee Wee Herman(ピーウィー・ハーマン)」のPaul Reubens(ポール・ルーベンス)まで出演しているほど特異なキャラが大集合。 そのドワイト・ヨーカムがセクシーだったRebecca DeMornay(レベッカ・デモーネイ)と離婚調停中の夫婦を演じた「ウエディング・クラッシャー」では2005年の「The Life Aquatic With Steve Zissou(ライフ・アクアティック)」に出演したOwen Wilson(オーウェン・ウィルソン)と結婚式荒らしのコンビを演じますが、2013年に二度目に共演する「The Internship(インターンシップ)」ではオーウェンとヴィンスのコンビは時代遅れの中堅アナログ・サラリーマンでGoogle社の老けた見習いとしてコンピュータに長けた若僧どもを相手に奮闘します。
おまけですが、過去のヴィンス・ヴォーンの映画数本にもカメオ出演しているヴィンス・ヴォーンの”実父”が今回も教会シーンに登場とか。 やっぱり家族は大事と結婚した二人でした。 教会でブラッドとケイトが強引にやらされたヨセフとマリアの聖劇ですが、私が在籍していたミッション系の学校では毎年フルーツいっぱいの感謝祭の後には、クリスマス礼拝が催され、天井に届くような大きなモミの木を飾った礼拝堂でのクリスマス・キャロルとイエス降誕の聖劇(Nativity Play)を思い出します。 伝統的に家族で過ごすクリスマスをおちょくるクリスマス映画の「フォー・クリスマス」では、教会でのクリスマスもおちょくっているらしいです。 もっとも映画の主役たちも結婚願望ゼロなわけですから、ストーリーは宗教的な古い慣習やモラルからはかなり逸脱しているので驚くことはありません。
Four Christmases for Four Families
「フォー・クリスマス」はアメリカ社会の伝統である年に一度の家族が集う大切なクリスマスの日と時代が変わりアメリカ社会の家族形態の現状がそれを困難にする状況を描いた映画です。 日本でも正月に親や親戚への挨拶回りを嫌ってレジャーに出かけてしまうけしからん家族もあるように、アメリカでもご同様で、クリスマスを家族でというコンセプトは重々分っちゃいるけど、育った子供たちは初老の両親やうるさい兄弟姉妹たちと一緒にクリスマスを家庭で過ごすより若者同士でホリディツアーを楽しみたいのです。 サンフランシスコに住む同棲中のブラッドとケイトが交際を始めて以来3年間、この時期には毎年ボランティア活動をするという口実を設けては家族を避け、二人きりでちょっとリッチな旅行を楽しんできたのです。 ところが今回は濃霧のために便が欠航(遅延)となった空港がニュースで映し出され両親の知るところとなり、早速携帯電話が鳴ります。 トロピカルなクリスマスは夢と消え去り、今年はどうやらそれぞれの離婚したパパとママたちと過ごさねばないようです。 子供時代の嫌な思い出もよみがえり、足取りも重く息の詰まりそうな家族と過ごすクリスマスを果たさねばならないのです。 問題は訪ねる親が一人じゃないってこと、二人でもない、そう、4人なのです。 ブラッドとケイトの両家の祖父母や兄弟姉妹たちと甥っ子や姪っ子たちを含め、離婚している実親とその継親たちとをクリスマスの日に同時にクリスマス・プレゼントを抱えて訪問しなくちゃならないのです。 ブラッドのパパとケイトのママ、ブラッドのママとケイトのパパが1年で最も楽しみなクリスマスという特別な一日に同時に一同に介すことが出来るのでしょうか。 ふむ、恋人同士の今までのツケが回ってきたわけですね。 それにしても今後はこの年老いていく親と子供たちという関係はどうなるのでしょう。 この軋轢を防ぐために「子供なんていらない!」ってことにならなければいいですが。 まぁ、両親と過ごすクリスマスを楽しみにするような子供たちを育てることしかありませんね。(How To?)
ブラッドなんてママの恋人が自分の子供時代の親友だなんてショックも甚だしいのです。 しかし、ケイトが抱いていたコートニーの赤ちゃんのミルクゲボにブラッドの連れ嘔吐リアクションはちとオーバー、赤ちゃんがいれば、アッチヘピュッ!こっちへドッピューッ!と日常のことよねぇ。 でもケイトが赤ちゃんの頭をドア(壁)にぶつけたのはちょっと可哀想、でもこれも意外とよくやっちゃうのよね。
The difference in size between Vince and Reese
それにしても日本じゃ小さくないですが、映画では豆つぶに見える157cmのリース・ウィザースプーンとハリウッドの俳優の中でも196cmという巨漢のヴィンス・ヴォーンの二人の身長の差はおみごとで、大木にセミのような絶妙なコンビネーションを作り出しています。 そういえば前作の「ブラザーサンタ」でも相手役はチビに見えたが実際は175cmのPaul Giamatti(ポール・ジアマッティ)で、エルフたちは一部特殊効果でしたがエルフの国に行ったヴィンス・ヴォーンはまるで小人の国(リリパット)のガリバーのようでした。 ちなみにガリバーとはダブリン出身のジョナサン・スウィフトが書いた小説「ガリバー旅行記」の主人公です。 一説には徳川家康公の外交顧問だったイングランド出身のウィリアム・アダムスがモデルだとか。
2005年の「Wedding Crashers(ウェディング・クラッシャーズ)」で共演したIsla Fisher(アイラ・フィッシャー)が160cmでしたが、カップルの大いなる身長の差、コレだけでもコメディ! 「フォー・クリスマス」ではジョウダンではなくサントラの画像にあるように箱を積み重ねた傾斜台を利用したキスシーンや、伐採の木が倒れるゾー!と叫びそうなベッドシーンや、ダンス上手のブラッドがまさにケイトを抱え揚げて踊る二人の、いや一人のダンスシーンなど笑う以外にはなさそう。 一説によると多忙なヴィンス・ヴォーンとリース・ウィザースプーンは別撮りのシーンが多かったそうで、「Fool’s Gold(フールズ・ゴールド カリブ海に沈んだ恋の宝石)」で共演したマシュー・マコノヒーとケイト・ハドソンみたいにツーカーではなさそうです。
Four Christmases Official Site
写真と予告編以外に取り立てて特徴のない「フォー・クリスマス」のオフィシャルサイトでも見ようか。 とリンクしたのですが、現在はサイト内のリンクも消滅しどうしょうもないのでリンクは削除しました。
アメリカでは2008年11月にやっと公開されたばかりですが日本は2009年の公開予定にまだ入っていません。 早く観たいけれどクリスマスには日本では絶対に観られない! アメリカでは有名な批評家がくそみそに言おうと映画好きが劇場に押しかけているそうです。 やはりヴィンス・ヴォーンとリース・ウィザースプーンの個々の人気はたいしたもんです。 ヴィンス・ヴォーンの「ブラザーサンタ」はご家族向けでしたが、「フォー・クリスマス」は、授乳からオシャブリまでジョークの半分が下ネタなんだそうで”PG-13″(13歳以下のお子さんは親同伴、だけど下ネタが13歳以下に分るのか?)ですが、”PG-13″といってもゴールデン・ラズベリー賞を受賞した「Surviving Christmas(恋のクリスマス大作戦)」ほどではないらしいです。 いくらお遊びでもバーのユニセックス・トイレでヤッテはいけません。 もっとも問題はジョークが”PG-13″ということに加えて、こんな映画の内容では家族で観るとガックリくるでしょう。(特に子供達に裏切られる両親が)
当初のオフィシャルサイトの予告編で流れている曲は音楽を担当したAlex Wurman(アレックス・ワーマン)のオリジナルスコアだと思いますが、オフィシャルサイトで上のメニューからGALLERY(写真集)に行くとRobbers On High Street(ロバース・オン・ハイストリート)の”Season’s Greetings”がフルで流れていました。( Perry Comoの1959年アルバムとは無関係)
Four Christmases Trailer (2008) – YouTube
「フォー・クリスマス」で昨年に続き2作目となったヴィンス・ヴォーンのクリスマス映画ですが柳の下にどぜうは3匹いるかどうか。 来年も第三弾が作られるよう期待しますが、今度は下記のようなクリスマス定番映画として永遠に残る名作に出演して欲しいです。
ちなみにヴィンス・ヴォーンとジョン・ファヴローが共同執筆して出演もした2009年の「Couples Retreat(南の島のリゾート式恋愛セラピー)」も大人版ディズニーランドのようなイベント盛りだくさんの南海の小島でトロピカルな休暇を過ごすFour Coupples(四組のカップル)が織り成すコメディですが、この後ヴィンス・ヴォーンは実生活でカナダの不動産業の女性と結婚し子供が二人出来ます。(デキちゃった婚?) さて、映画「恋愛セラピー」ではマリン・アッカーマンに加え「Gossip Girl(ゴシップ・ガール)」シリーズや「Burlesque(バーレスク)」のKristen Bell(クリステン・ベル)も登場して「Four Christmases」と「27 Dresses」などをミックスした超刺激的なラブコメ。(は2013年にアニメ「Frozen(アナと雪の女王)」でアナの声を担当) 特にヴィンス・ヴォーンとマリン・アカーマンがカップルってのはすごい。
Ernst Lubitsch(エルンスト・ルビッチ)
Michael Curtiz(マイケル・カーティス)
George Seaton(ジョージ・シートン)
Frank Capra(フランク・キャプラ )
※ちなみに2009年にジョン・ファヴローと共にヴィンス・ヴォーンが出演する映画は「Couples Retreat(南の島のリゾート式恋愛セラピー)」だそうです。 「The Pink Panther 2006(ピンク・パンサー)シリーズでコメディづいているJean Reno(ジャン・レノ)が島のオーナーで出演する他、「27 Dresses(幸せになるための27のドレス)」の姉の恋人を横取りした妹役だったMalin Akerman(マリン・アカーマン)、2008年の「Forgetting Sarah Marshall(寝取られ男のラブ♂バカンス)」にMila Kunis(ミラ・クニス)らと共に出演したクリステン・ベルもカップルの一人として出演するらしいです。 そのクリステン・ベルは「ヴェロニカ・マーズ」シリーズでは探偵ベロニカ役で主演します。
Seth Gordon: the director of The King of Kong
「フォー・クリスマス」のセス・ゴードン監督は2007年の「The King of Kong(キング・オブ・コング)」を監督しています。 その「キング・オブ・コング」のテーマとなっているゲームセンターに設置されていたNintendo’s Donkey Kong(ドンキーコング)は1981年に任天堂から発売されたゲームで後のファミコンゲームのSuper Mario Bros.(スーパーマリオブラザーズ)となったのですが、世界的にブームを巻き起こしたDonkey Kong Players(ゲーマー)のドキュメンタリー映画が「ザ・キング・オブ・コング」なのです。 この”Donkey Kong”の有名なゲーム・ミュージックを映画「4 Christmases」の中では映画の「Donkey Kong(ドンキーコング)」にも出演した記録保持者のSteve Wiebe(スティーヴ・ ウィーブ)が演じるJim(ジム)君が口笛で吹いているそうです。 セス・ゴードン監督は2010年にSimon and Garfunkel(サイモン&ガーファンクル)のPaul Simon(ポール・サイモン)の歌から名付けられた「The Only Living Boy in New York」が予定されているそうです。
Four Christmases DVD and Blu-ray
ヴィンス・ヴォーンのハチャメチャぶりが押さえ気味のせいか、日本では公開されないだけでなくDVDのたぐいも当初は販売されませんでしたが2009年には販売されるようになり、2010年にはより安価な「フォー・クリスマス [DVD]」が出ました。
アメリカでも最初にAmazon.comで発売になったのはDVDじゃなくてBlu-rayなのでプレーヤーが無いと観られないそうです。 もうブルーレイの時代なんですかね。 ブルーレイの「Four Christmases」は2009年11月に発売です。
フォー・クリスマス [Blu-ray]
Four Christmases Soundtrack
映画「フォー・クリスマス」の音楽は2004年の「Anchorman: The Legend of Ron Burgundy(俺たちニュースキャスター)」も手掛けたAlex Wurman(アレックス・ワーマン)が担当したそうです。 ページトップの画像は2008年にリリースされた「Four Christmases」のサウンドトラックですがアメリカでもフランスからの輸入盤となっていました。
左の画像は当初Amazon.com独占発売といわれていた最初にリリースされたサウンドトラック盤です。 日本ではその後すぐにイギリスからの輸入盤に取替えられていましたが、その後画像は復活したもよう。
前年のヴィンス・ヴォーンのクリスマス映画「ブラザーサンタ」のサントラもクリスマスソングが満載だったように、「Four Christmases」のサントラもBing Crosby(ビング・クロスビー)の”White Christmas”をはじめ、Dean Martin(ディーン・マーチン)の”I’ll Be Home For Christmas”、Dean MartinとMartina McBrideのデュエットで”Baby It’s Cold Outside”、Perry Como(ペリー・コモ)の”There’s No Place Like Home For The Holiday”、Bobby Helms with The Anita Kerr Singers(ボビー・ヘルムズとアニタ・カー・シンガーズ)の”Jingle Bell Rock”などの素敵なフィフティーズのクリスマス・ヒット曲に加え、Robbers On High Street(ロバース・オン・ハイストリート)、Tom Petty(トム・ペティ)、Gavin DeGraw(ギャヴィン・デグロウ)のようなロックミュージシャン、そして「Charlotte’s Web(シャーロットのおくりもの)」のテーマ曲や2007年に「THE BRAVE ONE(ブレイブ ワン)」で”Answer”を歌ったカナダのシンガーソングライターのSarah McLachlan(サラ・マクラクラン)も収録しています。
♪ 試聴はFour Christmases: Music From The Motion Picture – Tunefind.com
Christmas Songs on Four Christmases Soundtrack
Louis Armstrong – Cool Yule
Tom Petty And The Heartbreakers – Christmas all over again
Sarah McLachlan – O Little Town Of Bethlehem
Perry Como – Home For The Holidays
Bobby Helms with The Anita Kerr Singers – Jingle Bell Rock
Dean Martin – I’ll Be Home For Christmas
Bing Crosby – White Christmas
Reese Witherspoon
リース・ウィザースプーンは日本未公開でしたが1996年に「Fear(悪魔の恋人)」で狂気の男のガールフレンド役を演じ、1998年に2004年の「Spider-Man 2(スパイダーマン2)」で主演したTobey Maguire(トビー・マグワイア)とReese Witherspoon(リース・ウィザースプーン)が共演した「Pleasantville(カラー・オブ・ハート)」や1999年の「Cruel Intentions(クルーエル・インテンションズ)」で注目を集めました。 続いて2001年の「Legally Blonde(キューティ・ブロンド)」でアメリカン・ガールを演じて大ブレイクしましたが、異例な役柄としては日本未公開でしたがWilliam Thackeray(サッカレー)の上流階級を批判した長編小説”Vanity Fair(虚栄の市/きょえいのいち)”を映画化した2004年の「Vanity Fair(悪女)」で貧しい少女が社交界に君臨するまでを演じて「The Usual Suspects(ユージュアル・サスペクツ)」でキートンを演じたGabriel Byrne(ガブリエル・バーン)と共演しています。 2009年にはDreamWorks Animationのアニメ「Monsters vs. Aliens(モンスターVSエイリアン)」で「Knocked Up(無ケーカクの命中男 ノックトアップ)」のSeth Rogen(セス・ローゲン)と共に出演しSusan Murphy / Ginormica(スーザン/モンスターのGinormica)の声を担当します。 この後2011年、2012年と出演作品が予定されているリース・ウィザースプーンですが、「Chinatown(チャイナタウン)」のJack Nicholson(ジャック・ニコルソン)と「The 40-Year-Old Virgin(40歳の童貞男)」のPaul Rudd(ポール・ラッド)が父子を演じる2010年のラブコメ映画「How Do You Know(幸せの始まりは)」では主演します。 ☆今後期待される映画はリースがシェリルという女性を演じ南カリフォルニアからオレゴンの森林地帯まで素晴らしい自然と向き合う孤独な長距離旅を描いた2014年の「Wild(ワイルド)」。 Laura Dern(ローラ・ダーン)がシェリルの母親役です。 ちなみにリース・ウィザースプーンというと私は日本の歌手で女優の濱田マリの顔が浮かんでしまいます。
Robert Duvall
「フォー・クリスマス」でヴィンス・ヴォーンが演じるブラッドのパパを演じたロバート・デュヴァルですが、1962年の「アラバマ物語」の後フランシス・フォード・コッポラ監督の1969年の「The Rain People(雨のなかの女)」をはじめたくさんのコッポラ映画に出演してきました。 なんとBilly Bob Thornton(ビリー・ボブ・ソーントン)が監督と脚本を手掛ける2012年の「Jayne Mansfield’s Car」でKevin Bacon(ケヴィン・ベーコン)やJohn Hurt(ジョン・ハート)と共演するそうですが、交通事故で急逝した金髪グラマーのJayne Mansfield(ジェーン・マンスフィールド)とは関係ないようです。
☆Audio-Visual Trivia 内のヴィンス・ヴォーンの出演映画
ブラザーサンタ Fred Claus
ビー・クール Be Cool
☆Audio-Visual Trivia 内のリース・ウィザースプーンの出演映画
恋人はゴースト Just Like Heaven
ウォーク・ザ・ライン 君につづく道 Walk the Line
クルーエル・インテンションズ Cruel Intentions