Hush A Bye, Hush-A-Bye, Hushabye
Lu Lulla Lu…Hush-a-Bye 私の好きなジャズのスタンダードの1曲である”Hush A Bye”は子供の頃によくラジオから流れてきました。
♪ る、る、ら、るるー、はっしゃばい、おやすみ よいこよ ♪と美しいメロディにのせた子守唄です。 日本では島田芳文が日本語の訳詞を付けて旗照夫やダーク・ダックスやペギー葉山が歌いました。 色白でぽっちゃりとした小柄な体型にも関わらず声に張りのあるジャズ歌手でテレビにもよく出演しており、プレスリーのハートブレイクホテルなんかも歌っていた旗照夫は1954年の”ハッシャバイ(夢よやすらかに)”がデビュー曲だったそうですが、当時は大人のアイドルだった旗照夫の実演を私は1956年頃に観たことがあります。(キャーキャーとロカビリーまがいのファンの嬌声にビックリ)
当時の日本ではハスキーなジャズ歌手としてデビューした水谷良重(二代目水谷八重子)も1955年に”ハッシャ・バイ”を78回転のレコード(SPレコード)に吹き込みました。 45回転EP盤レコードは1957年頃から発売され、私が初めて購入したのはブレンダ・リーの””でした。 朝丘雪路と東郷たまみとの親の七光り三人娘だった良重の”ハッシャ・バイ”は”デビー・クロケットの歌”のB面だったとか。
☆ ディビー・クロケットの唄)
♩ ルルラルルー、ぼうや、おねんねなさい やさしいママのむねのなかで…
“Hush A Bye”のHushとは「シーッ、静かに」と赤ちゃんを寝かしつける時の間投詞だそうですからハッシャバイとは「お眠り」ということで、日本の子守唄の「ねんねんよ、おころりよ」に当たるでしょうか。 ”Hush-A-Bye”の原曲はアメリカ南部の伝統的な黒人の子守歌の”All the Pretty Little Horses”がオリジナルだそうですが、雇い主の子供の子守を命じられるため自分の赤ちゃんの世話ができない黒人奴隷の嘆きが歌い込まれているのでしょうか。(良い子でおネンネすれば目が覚めたら可愛い子馬がいるよ) そんな子守唄といえばもっと深い意味のある”Summertime”という曲があります。
子守唄関連として、”ハッシュ、ハッシュ”といえばPeter, Paul & Mary(PPM)が”Hush-A-Bye”のレコードをリリースした1965年にBette Davis(ベティ・デイヴィス)が主演したRobert Aldrich(ロバート・アルドリッチ)監督の「Hush… Hush, Sweet Charlotte(ふるえて眠れ)」というサスペンス映画があり、ベティ・デイヴィスが車で屋敷を後にするエンディングで1964年に”I Love You Because”がヒットしたAl Martino(アル・マルティーノ)が歌う”Hush Hush Sweet Charlotte(可愛いシャーロット)”が流れました。 映画の終盤で悪徳医師を演じたJoseph Cotten(ジョセフ・コットン)がこの曲をチェンバロ(ハプシコード)で弾き語りしていました。
Patti Page(パティ・ペイジ)が1965年のLPアルバム「Hush, Hush, Sweet Charlotte」(ASIN: B000CE8A4W)に収録してヒットしました。(1999年にはCD「Hush, Hush, Sweet Charlotte/Gentle on My Mind」) 一方、Doris Day(ドリス・デイ)の1940年代の録音にHarry James(ハリー・ジェームス)楽団をバックに歌ったLullaby of Broadway(ブロードウエイの子守歌)にはHushという歌詞は見つかりませんが、”Lull-a-by”は”Hush-A-Bye”と同じように子守唄のことだそうです。
”Lu lul-la lu lu. hush-a-bye, Dream of the angels way up high …”と歌われる歌詞と日本語の訳詞はHUSH A BYE 旗照夫 歌詞 – YouTube
Hush A Bye on Mother Goose
ペギー・リーが”Lu lu lu lu lu. hush-a-bye, Lu lu lu lu lu. don’t you cry…”と歌ったJerry SeelenとSammy FainのHush A Byeと違ったバージョンのHush-a-byeがあって、こちらも古くはアメリカの黒人奴隷の伝承子守唄らしく、1925年に作家のDorothy Scarborough(ドロシー・スカボロー)が吹き込んだ “Hush-by, Don’t you cry Go to sleep a little baby…”と歌われるHush-a-bye(All the Pretty Little Horses)の歌詞の解釈には諸説があるそうです。
イギリスでは”Hush-a-bye”という曲の元は1916年ごろに出版されたイギリスの伝承童謡集の「Mother Goose(マザー・グース」)に収録されている子守唄だと云われています。 「マザー・グース」のなかにはLondon Bridge Is Falling Down(ロンドン橋落ちた)やHumpty Dumpty(ハンプティ・ダンプティ)やHush-A-Bye Baby(ハッシャバイ、おやすみ赤ちゃん木のこずえ )など日本でも有名になっている詞がたくさんあります。
テームズ(テムズ)川にかかるコンクリート製ロンドン橋を跳ね橋のタワーブリッジと勘違いしてアメリカの実業家が1968年に購入し砂漠地帯のアリゾナに移したそうです。 ちなみに1956年にJo Stafford(ジョー・スタッフォード)がPaul Weston(ポール・ウエストン)楽団をバックに歌ってヒットさせた”On London Bridge(霧のロンドン・ブリッジ)”という曲は私のお気に入りでした。
さて、このHush A Bye(ハッシャバイ)の詩のなかに”Hush a bye baby, on the tree top. When the wind blows the cradle will rock;”という1節がありますが、1959年の”Running Bear(悲しきインディアン)”でお馴染みのカントリー・ポップス歌手のJohnny Preston(ジョニー・プレストン)が1960年にヒットさせた”Cradle Of Love(恋のゆりかご)”という曲にも引用されています。(Rock-a-bye baby, in the treetop, When the wind blows, the cradle will rock, When the bough breaks, the cradle will fall, And down will come baby, cradle and all.)
「マザー・グース」に載っているオリジナルの”Rock-a-bye, baby”は「Rock-a-bye, baby, thy cradle is green; Father’s a nobleman, mother’s a queen;」という詩だそうです。 1959年のミュージカル「Porgy and Bess(ポギーとベス)」で歌われた”Summertime(サマータイム)”がこのような内容の歌詞です。
The Jazz Singer 1952年
Lu Lulla Lu (Hush-a-Bye) by Danny Thomas
Sammy Fain(サミー・フェイン)の作曲でJerry Seelen(ジェリー・シーレン)の作詞による私の好きな”Hush A Bye”は、日本未公開でしたが”「The Jazz Singer(ジャズ・シンガー)」というミュージカル映画で使用された曲なのです。 ハリウッドの赤狩り裁判後に制作された「ジャズ・シンガー」は1927年の初のトーキー(でもサイレント)映画でミンストレル・ショー的な黒人に扮したAl Jolson(アル・ジョルソン)の名作といわれる「The Jazz Singer(ジャズ・シンガー)」をハンガリア出身のMichael Curtiz(マイケル・カーティス)監督がリメイクして1953年のオスカーにノミネートされたそうです。 ハンガリー出身のマイケル・カーティス監督は1920年代から映画を撮りはじめ、James Cagney(ジェームズ・キャグニー)が主演した1938年の「Angels with Dirty Faces(汚れた顔の天使)」と1942年の「Yankee Doodle Dandy(ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディ)」やボギーとバーグマンが出演した1952年の「Casablanca(カサブランカ)」が特に有名です。 他にはベティ・デイヴィスとスペンサー・トレイシーが共演した1932年の「Twenty Thousand Years in Sing Sing, or 20,000 Years in Sing Sing(春なき二万)」、「Mildred Pierce(ミルドレッド・ピアース)」、「White Christmas(ホワイト・クリスマス)」など多くの名作で知られています。 この映画「ジャズ・シンガー」は1940年の「The Shop Around The Corner(街角 桃色(ピンク)の店)」の脚本を手掛けたSamson Rafaelson(サムソン・ラファエルソン)が書いた原案の映画化です。 このリメイク「ジャズ・シンガー」にはレバノン系TVコメディアンのDanny Thomas(ダニー・トーマス)がユダヤ人役で出演しています。 映画でユダヤ人の青年と恋仲になる女性をPeggy Lee(ペギー・リー)が演じてその存在感と力量が評価されました。 映画は未見ですが、ユダヤ人の青年とユダヤ人でない女性との異教徒間の結婚問題を交えて描いたアメリカのユダヤ人映画だとか。 朝鮮戦争からアメリカ本土に戻った青年がユダヤ教会堂の礼拝主唱者である父が要望する跡継の誓いを破ってもショー・ビジネスへの情熱を成就しようとして父との確執劇を描いたメロドラマなんだそうです。
♪ Danny Thomas – Hush-A-Bye (Lu Lulla Lu from The Jazz Singer 1952) – YouTube
この「ジャズ・シンガー」が1980年にRichard Fleischer(リチャード・フレイシャー)監督で主役をNeil Diamond(ニール・ダイアモンド)が演じてさらにリメイクされています。 「ジャズ・シンガー」は日本では未公開でしたがダニー・トーマスが歌った”Hush A Bye(ハッシャバイ)”という曲が一人歩きして映画を観ていない人々にも人気がありました。
映画「ジャズ・シンガー」で使用された”This Is a Very Special Day”という曲を書いた偉大なるジャズシンガーのペギー・リーが歌う映像が観られるビデオは1994年にリリースされた輸入VHS(英語)の「Jazz Singer (1953)」(ASIN: 6303018017)が販売されています。
☆1955年のディズニー映画「Lady and the Tramp(わんわん物語)」で”Hush A Bye”に似た”La La Lu(ララルー)”という子守唄を歌ったペギー・リーについてはAudio-Visual Trivia 内の「ペギー・リー Peggy Lee」
Sing Songs from the Jazz Singer Soundtrack
ページトップの画像はGordon Jenkins & His Orchestra(ゴードン・ジェンキンス・オーケストラ)が演奏するミュージカル映画「The Jazz Singer」のサウンドトラックで全28曲を収録した2005年盤で、試聴が出来るMP3アルバム(ASIN: B005BHM8FW)のリンクがサイトのページ下にあります。 ”Hush-A-Bye”が収録されていて、ボーナストラックにペギー・リーの”Ain’tcha Ever Comin’ Back”と”Shame on You”も収録してあります。 この”Shame on You”はカントリー歌手のSpade Cooley(スペード・クーリー)の曲として有名です。 サントラにはダニー・トーマスが歌う”Hush-A-Bye”と”(You May Not Be an Angel, but) I’ll String Along with You”を、ペギー・リーはRodgers & Hart(ロジャー・アンド・ハート)の”Lover”や”Just One of Those Things”、”I Wanna Go Where You Go, Then I’ll Be Happy”、”Ay Ay Chug Chug”、”That Ol’ Devil (Won’t Get Me)”、”If You Turn Me Down”、”Boulevard Cafe”、”It Never Happen’ to Me”などの他、二人でデュエットもを歌っているそうです。 ”Rock – A – Bye Your Baby With A Dixie Melody”は収録されていても”Hush-A-Bye”が収録されていない「Jazz Singer Soundtrack」もあります。
サミー・フェインとジェリー・シーレンのコンビは1952年に”Hush-a-bye”をはじめ、”Living the Life I Love”、”What Are New Yorkers Made Of?”、”Oh Moon”、”I Hear the Music Now”などを作っています。
♪ 試聴はThe Jazz Singer – Archive.org
Hush A Bye, Hush-A-Bye, Hushabye
ヴェリー・ベスト・オブ・ビング・クロスビー
♪ 試聴はヴェリー・ベスト・オブ・ビング・クロスビー – Tower.jp
国内盤Bing Crosby(ビング・クロスビー)のアルバムに収録されている”ハッシャバイ”は私の好きなボーカル・バージョンです。 ビング・クロスビーは”Temptation“や”White Christmas“など数え切れないほどたくさんのヒット曲でお馴染みですが1954年に”Hush-a-bye”として甘い歌声で録音しました。 おそらくジャズボーカルの曲として知られているハッシャバイは映画の中で歌ったダニー・トーマスではなくビング・クロスビーだと思います。 ビング・クロスビーが歌ったジャズのスタンダード曲全25曲を収録して国内でリリースされた「The Very Best of Bing Crosby(ヴェリー・ベスト・オブ・ビング・クロスビー)」に”Hush-a-bye”が収録されています。
♪ Bing Crosby – Hush-A-Bye (78rpm) – YouTube
Carol Sloane sings Hush-A-Bye
”Hush A Bye”を歌った女性ジャズ歌手も色々で、Sarah Vaughan(サラ・ヴォーン)やCarmen McRae(カーメン・マクレー)などの黒人ボーカリストに対して白人ボーカリストのChris Connor(クリス・コナー)に歌唱法が似ているといわれるCarol Sloane(キャロル・スローン)がいます。 近年には日本でも活動してファンを獲得したキャロル・スローンの幻のレコード「ハッシャバイ」が2008年にCD化されたそうです。(ハッシャバイ(紙ジャケット仕様) CD ASIN: B001GM74Y6) アルバムタイトル曲となっている”Hush A Bye”の他”Angel Eyes”や”Body and Soul”などのスタンダードを11曲収録しています。
Those Who Play “Hush-A-Bye”
ロマンティックな子守唄の”ハッシャバイ”は多くのミュージシャンが好んで演奏しています。
Chris Barber
1950年代後期に”Petite Fleur(可愛い花)”の名演奏で知られるクリス・バーバーは1950年代にブルースマンのBig Bill Broonzy(ビッグ・ビル・ブルーンジー)などと組んでベルギーなどの欧州ツアーを行った英国トラッド・ジャズのトロンボーン奏者です。 1940年代のこと、50年代には英国で”King of Skiffle”と呼ばれ、The Beatles(ビートルズ)以前にイギリスで最も成功したアーティストとしてギネス・ブックにも載ったというLonnie Donegan(ロニー・ドネガン)がバンジョーを弾けると知ったクリス・バーバーは楽団に参加するように勧めたそうです。 ちなみにSkiffle(スキッフル)とはアメリカ南部では黒人のニューオリンズ・ジャズ由来の手作り楽器を指し、イギリスでは50年代にブームとなったそうです。 そのクリス・バーバー・バンドの1956年から1958年にかけての録音を集めた2枚組みアルバム「The Pye Jazz Anthology ( Chris Barber & His Jazz Band )」に”Hushabye”として収録しています。(トランペットのKen Coyler(ケン・コリアー)やドラムのRon Bowden(ロン・ボウデン)が参加)
よい子でなくても眠ってしまいそうなクリス・バーバー楽団が演奏する”Hushabye”が収録されているアルバムは「The Pye Jazz Anthology, Vol. 1」
♪ 試聴はThe Pye Jazz Anthology, Vol. 1 – Ototoy.jp
Kenny Drew
ジャズ・ピアニストのケニー・ドリューも”Hush-A-Bye”又は”Hushabye”として何枚かのアルバムに収録しています。 ケニー・ドリュー & Niels-Henning(ニールス・ヘニング・オルステッド・ペデルセン)のデュオ・アルバムの「DUO」や、1978年のヨーロッパ公演の録音でベースのニールス・ペデルセンやドラムのEd Thigpen(エド・シグペン)との2000年の国内リリースのアルバム「Hush-A-Bye(ハッシャ・バイ」)(ASIN: B00005FPG5)の”Hush A Bye”ではデンマーク出身のジャズヴァイオリニストであるSvend Asmussen(スベンド・アスムッセン)をフィーチャーしてユニークでロマンティックな編曲です。 この他にも”Hush a Bye”としてアルバムの「Nature Beauty」に、”Hushabye”として1992年リリースの「Kenny Drew Live」に収録されています。 ケニー・ドリューが演奏するジャージーな”ハッシャ・バイ”が収録されているアルバムは「ケニー・ドリュー・トリオ – ハッシャ・バイ – デュオ Duo」
♪ 試聴はDuo – Hush-a-Bye(Niels-Henning Ørsted Pedersen,Kenny Drew) – レコチョク
Johnny Griffin
ファンキーなテナーサックス奏者のジョニー・グリフィンは1967年のコペンハーゲン・ライヴ盤「ハッシャ・バイ」というアルバムを録音しましたが、現在は1998年リリースの2枚組CD「ハッシャ・バイ : コンプリート・モンマルトル・セッションズ 」に収録されています。 演奏メンバーはテナーサックスがジョニーグリフィンの他、ピアノがケニー・ドリュー、ベースがニールス・ペデルセン、ドラムがアルバート・ヒースです。 ジョニー・グリフィンのファンキーな”ハッシャ・バイ”はオリジナルが1962年のアルバム「The Kerry Dancers(ザ・ケリー・ダンサーズ)」(試聴可 ASIN: B000GIWN6U)の他、「Woe Is Me」(ASIN: B0000248QZ)にバップ調の”Hush-A-Bye”として収録されています。
♪ 試聴はJohnny Griffin – Woe Is Me – Fnac.be
☆ジョニー・グリフィンについてはHot’n Cool内の「ジョニー・グリフィン Johnny Griffin」
Those Who sing another “Hushabye”
歌詞が”Oo ooo ooo ooo ooo ooo ooo Ah ah ah ah, …Hushabye Hushabye, Oh my darlin’ don’t you cry”と、サミー・フェイン&ジェリー・シーレン全く違う曲としては、1926年にJean Goldkette Orchestra(ジーン・ゴールドケット楽団)がボーカル入りで録音した”Hush-A-Bye”はRobert E. Spencer(ロバート・スペンサー)作曲とFrank X. Galvin(フランク・ガルヴィン)作詞だそうです。
一方、1959年のヒット曲”Go, Jimmy, Go”で有名ですが小児麻痺のため車椅子だったというユダヤ系ミュージシャンのDoc Pomus(ドク・ポーマス)とMort Shuman(モート・シューマン)のブルース好きコンビが作った”Hushabye”が白人ドゥーワップの5人グループであるThe Mystics(ミスティックス)の歌でヒットしました。 このバージョンはThe Beach Boys(ビーチ・ボーイズ)やThe Ventures(ベンチャーズ)などもカバーしています。
※ちなみに類似した歌のタイトルとしては1958年のコメディ映画「Rock-a-Bye Baby(底抜け楽じゃないデス)」でJerry Lewis(ジェリー・ルイス)が歌った同名のテーマ曲もあります。 これはHarry Warren(ハリー・ウォーレン)が作曲しSammy Cahn(サミー・カーン)が作詞した賑やかなロックンロール曲です。 ちなみに1963年にNeil Sedaka(ニール・セダカ)が歌った”The Dreamer(夢みる人)”という曲では軽快に”Hush hush a bye Hush hush a bye-bye”と歌われています。 一方、”Hushabye”がタイトルに付く歌ではで1968年のミュージカル映画「Chitty Chitty Bang Bang(チキ・チキ・バン・バン)」でDick Van Dyke(ディック・ヴァン・ダイク)が子供達を寝かしつけるときに歌った”Hushabye Mountain”がありました。
Hushabye by Tommy (Milk)
1986年に36歳で転落死したミュージシャンに日高富明(TOMMY)がいます。 1970年代に活躍したボーカルとギターを担当したトミーが松崎しげる等と宇崎竜童がマネージャーだった「ミルク(アイスミルク、冬はホットミルク)」を組んだ後の1971年にメジャーデビューしたシングルは「ハッシャバイ」でしたがこちらはポップス(ロック)の別物でした。