Sex, Drugs and Show Business
スキャンダラスなラビリンスへようこそ!
「秘密のかけら」はAtom Egoyan(アトム・エゴヤン)が脚本を手掛け監督もする作品です。 ちょっぴりフルム・ノワール、ちょっぴりハードボイルド、ちょっぴりミステリー、そしてたっぷりゲイ、いや、たっぷりエロティック。 1970年代のマンハッタンとハリウッド(ロサンゼルス)を舞台に、1950年代へのフラッシュバックを含めてアメリカショービジネス界の華やかな富と名声の裏に必ず潜む避け難い暗い面を描いたミステリー映画です。 いや、単なる殺人事件や犯人探しのミステリーではありません。 エゴヤン監督は原作者のRupert Holmes(ルパート・ホームズ、又はルパート・ホルムズ)の目まぐるしいほどのミステリーを論理的に料理してDavid Lynch(デヴィッド・リンチ)風の奇異な世界に誘おうと奮闘します。 日本では未公開でしたが、2004年のThe Woodsmanで高評を得たケビン・ベーコンが主演します。
「秘密のかけら」は1950年代のショービズ界で最も人気があったとされる架空のお笑いコンビをめぐるストーリーです。 kevin bacon(ケビン・ベーコン)が演じるあけすけでおバカなアメリカンジョークのLanny Morris(ラニー)とColin Firth(コリン・ファース)演ずる辛口英国ユーモアの紳士的Vince Collins(ヴィンス)の二人は愛し合う親友であり又深く憎しむ敵同士でもあります。 そしてこの二人のスター・コンビは舞台裏では逆の性格を見せます。 この人気者の二人は西海岸一帯のクラブを牛耳るギャングのボスのお気に入りとなり、欲しいものは何でも手に入る特権も得ました。 女もヤクもやり放題! がその結末は。 目配せするだけでお持ち帰りの女を楽屋に連れてくるラニーの付き人Reuben(ルーベン)も絡み、問題の美女が全裸で死んだ夜にいったい何が? 嘘つきは誰? しっかりと見ていて下さい。いや、見てても分らないのがマジックのタネ、果たして”秘密の欠片”はピッタリと納まるのでしょうか?
貴方はテレビでよく放映される「あのスターは今どこに?」なんていう芸能番組を観たことがありますか? 一般大衆というものはスターの悪口を言ったり、消えてしまった過去の有名人の行方を知りたがります。 噂は社会の潤滑油? いえいえ、ただの興味本位、つまり単なる楽しみなのです。 そんな欲求を満たし自らも売れることを目的とした芸能レポーターが、自分の子供時代に人気があり、自身も救われたとヒーローとあがめていたのに消えてしまったあの「お笑いコンビ」の謎に目を付けました。 サクセスゲームを極めたヴィンスとラニーの宿泊予定のホテルの風呂場でスキャンダラスな殺人事件が起こります。 確固たるアリバイのため二人は犯人にとは断定されなかったもののコンビは解散し芸能界からは姿を消します。 なぜ?
この15年前の事件の真相を探る女性ジャーナリストのKaren O’Conno(カレン)をAlison Lohman(アリソン・ローマン)が演じます。 真実に近づけば近づくほどカレンも又闇の世界に彷徨い込んでしまうストーリーです。 都市伝説を探るとどうなる? 情報を渇望するレポーターとコンビ解散を余儀なくされた二人の男達との謎解きゲームが展開します。
「秘密のかけら」の写真が沢山見られるイタリアのFalse verità – FILM.TV.IT
☆「秘密のかけら」に登場するブロンドは全部で3人。
①どろどろした世界やどぎついシーンには場違いなほど清純無垢な(?)探偵さんのアリソン・ローマンの写真が沢山観られるmovies.yahoo.com
②なぜ?どうして?と、一番の謎であるホテルのルームサーヴィス係りをアルバイトとするジャーナリスト志望の大学生で殺された金髪美女を演じたRachel Blanchard(レイチェル・ブランチャード)の写真もAlison Lohman Photos – Movies.yahoo.com(綺麗な背中が映画の顔になった)
③3人目のブロンドの不思議の国のアリス役のKristin Adams(クリスティン・アダムス)がアリソン・ローマンとレズを演じる写真もAlison Lohman and Kristin Adams Photos – Movies.yahoo.com
はこの後、2007年にThings We Lost in the Fire(悲しみが乾くまで)やBeowulf(ベオウルフ/呪われし勇者)に出演しますが、2009年にはサム・ライミが監督した鳥肌モノの異色ホラー「Drag Me to Hell(スペル)」に主役級で出演します。(ロマの老婆にクソババア!と言う勿れ、結果ビッチはラミアー地獄の炎に焼かれる) その後ジェイソン・ステイサム主演の「Crank(アドレナリン)」の共同監督と結婚して子供が3人いるそうです。
「秘密のかけら」は物議をかもし出したほどのかなりきわどい性暴力描写ですが、アメリカのNC-17指定(17歳未満禁止)を避けるべく問題の場面をカットしてR指定(17歳以下は保護者同伴)になったそうですから女性が観ても大丈夫です。 2005年のカンヌ映画祭ではGolden Palm(パルムドール)にノミネートされたのがこのカット版です。
カットされちゃったのはTV版「Pride and Prejudice」のMr. Darcy様とLanny Morrisの3P○○○シーンでしょうか。 でもビデオではレイチェル・ブランチャードが演じる金髪女子大生とお楽しみ中にラニーの背後からヴィンスが参加しようとしたことにマジ切れするシーンだけです。 それより冒頭にラニーがワンワンスタイルでお楽しみ中にホテルのボーイがやってきた時に相手の女性がオールヌードで突っ立ったシーンの方が驚きました。(後々テレビで放映される時はカットなんでしょうかね)
「秘密のかけら」は規制の厳しいアメリカではなくカナダで観よう! とか?フランスでのタイトルは「La vérité nue」、トレーラーが過激です。
アメリカでは2005年の10月公開で日本では同年12月公開です。
Where the Truth Lies Trailer – YouTube
Where the Truth Lies DVD
秘密のかけら
画像は日本で2006年に発売された人気のDVDですが、構図はカレンを演じたアリソン・ローマンのバックヌードで前方にお笑いコンビのケビン・ベーコンとコリン・ファースがいますがこれは合成でこのようなシーンはありません。 ちなみに1958年の無軌道な若者を描いた「Les Tricheurs(危険な曲り角)」のサントラでLaurent Terzieff(ローラン・テルジェフ)と仲間のもう一人がPascale Petit(パスカル・プティ)を眺める図にそっくりです。(画像はASIN: B0041T7FEA) 老婆心ながら、映画の冒頭にもきわどいシーンがありますのでご家族とご覧になる場合はご注意下さい。(のっけから私はアワアワと泡食ったので)
Colin Firth
「秘密のかけら」では紳士的でゲイらしきヴィンスを演じたコリン・ファースは1995年のテレビドラマの「Pride and Prejudice(高慢と偏見)」で主演して注目されましたが、その後1998年の「Shakespeare in Love(恋におちたシェイクスピア)」、ブリジットを勝負パンツで雪の夜に追いかけさせた誠実なマーク・ダーシーを演じた「Bridget Jones’s Diary(ブリジット・ジョーンズの日記)」シリーズ、2003年には画家のJohannes Vermeer(フェルメール)を演じた「Girl with a Pearl Earring(真珠の耳飾りの少女)」と「Love Actually(ラブ・アクチュアリー)」、そして「秘密のかけら」の後は、最近急に老けた?といわれるほどナチュラルなHelen Hunt(ヘレン・ハント)が監督及び主演する2007年の「Then She Found Me(いとしい人)」に離婚した二児の父親役で出演しています。
2010年の「The King’s Speech(英国王のスピーチ)」で吃音症の英国王ジョージ6世を演じてゴールデン・グローブの男優賞をはじめアカデミーでも男優賞受賞という快挙です。 「シャイン」のピアニスト役や「レ・ミゼラブル」のジャベール警部役で知っていたジェフリー・ラッシュが言語聴覚士のローグ先生を演じています。 王家に生まれても吃音症になる要因がいっぱい!家族のみならず乳母までとは!
イギリスBBC局において博覧会開幕のため代理として国王の言葉を読み上げるジョージ殿下(コリン・ファース)のスピーチの放送シーンで始まる「英国王のスピーチ」です。 赤いランプが三回点滅した後、なかなか言葉を発しませんが、バッバッバッ・バーティがようやく口を開いたものの「アッ、アッ、アッ」と続きません。 主治医がタバコを吸って緊張をほぐしたり、ビー玉を口にふくんで音読するなどの言語障害の治療も試みるが遂に聞き知ったオーストラリア人の専門家ライオネル・ローグにジョンソン名で吃音の原因を探るべく治療を開始する。 ローグは大音響の中で音読した録音盤を殿下に持たせるが、宮殿に戻って蓄音機にかけるとアラ不思議。 これでバーティはロングと毎日治療で会うことに。 ちなみに国王亡き後を次いでエドワード八世となるのは離婚歴二度の婦人と結婚するため王位を退いたジョージの兄デイビッドのエドワード8世(ガイ・ピアース)なんですが。
私生活では1997年にイタリア人の映画関係者と結婚したそうです。 ちなみにエミー賞やアカデミー主演女優賞を獲得しているヘレン・ハントはインディペンデント映画祭として知られる Sundance Film Festival(サンダンス映画祭)で2012年にJohn Hawkes(ジョン・ホークス)が演じる鉄肺患者(人工呼吸器使用)の童貞喪失をお手伝いする役を演じて話題の「The Sessions(セッションズ)」で特別審査員賞を受賞だそうです。
Atom Egoyan
アトム・エゴヤン監督は1980年代後半から数々の国際映画祭受賞して、一作ごとが話題を呼ぶ鬼才です。 第1次対戦中のオスマン‐トルコによるアルメニア人虐殺をテーマにした2002年の映画「アララトの聖母」でも複雑な映像でしたが、今作も無関係に見える事柄の連鎖又は重なりから隠されたものを描きだす独創的な映像で迫ります。
アトム・エゴヤン監督の今作は賞よりショー・・・いや商かも。
アトム・エゴヤンはアルメニア出身で」カナダ在住の監督ですが、アトムという名はまさに「原子」を意味し、「反核の象徴」として名付けられたのだそうです。 鉄腕アトム・・・エゴヤン!
カナダ大使館主催で2004年10月23日〜31日に開催されたアトム・エゴヤン映画祭2004ではエゴヤン監督の代表作が上映されました。(エゴヤン論)
参考に2007年4月明石書店から出版された「中島偉晴」著の単行本アルメニア人ジェノサイド―民族4000年の歴史と文化
アトム・エゴヤン監督は2009年に「Chloe(クロエ)」というこれまたエロい映画を発表します。 登場人物の夫婦役は1999年の「Magnolia(マグノリア)」でTom Cruise(トム・クルーズ)と共演したJulianne Moore(ジュリアン・ムーア)と「Kinsey(愛についてのキンゼイ・レポート)」のLiam Neeson(リーアム・ニーソン)ですが雇われ愛人の売春婦のクロエを2011年の「Red Riding Hood(赤ずきん)」で主演するAmanda Seyfried(アマンダ・セイフライド又はアマンダ・サイフリッド)が演じます。 アマンダ・セイフライドは現在Ryan Phillippe(ライアン・フィリップ)と交際中とか。 冒頭から黒レースの下着姿を見せたアマンダ・セイフライドがホテルのレディス・ルームでペーパーを都合してくれた奥さんに頼まれてその夫を誘惑します。 娼婦が日本語を勉強する学生のふりをして近づきます。 Konnichiwa… 教訓はくれぐれも夫の携帯電話を盗み見ないこと。
1950’s Comedy Team: Dean Martin and Jerry Lewis
映画の登場人物のお笑いコンビは実在した1940年代の「底抜けコンビ」のイメージらしいですが、いくら演技派のケビン・ベーコンでも天性のドタバタコメディアン「ジェリー・ルイス」にはなりきれません。
Dean Martin and Jerry Lewis(ディーン・マーティンとジェリー・ルイスの底抜けコンビ)
☆もちろん、本物の底抜けコンビは風呂場で沈んでいる金髪美女は発見しませんでした。 ですが長年コンビを組んで人気者だった二人も1956年に解散の憂き目をみました。 テレビで「底抜けコンビ」を見た芸能界のボス「黄金の腕」のフランク・シナトラが同じイタリア系のディーン・マーティンをえらく気に入り、引き抜いたのだとか。 よってディーン・マーティンはコンビの片割れから、シナトラ一家「ラトパック」の一員となりました。 ゲに芸能界とは恐ろしいところです。(「ゲット・ショーティ」でトラボルタが言っています)
Where the Truth Lies [Original Motion Picture Soundtrack]
ページトップの画像は2005年発売の「秘密のかけら」の輸入盤サウンドトラックですが現在は入手困難となっています。 国内盤は「オリジナル・サウンドトラック 秘密のかけら」(ASIN: B000BV7UYW)
サントラは2002年のアトム・エゴヤンの映画「アララトの聖母」でも音楽を担当したMychael Danna(マイケル・ダナ)作曲の音楽で、イギリスのジャズサックス奏者のPhil Todd(フィル・トッド)のエネルギッシュなアルトサックスをフィーチャーしています。 フィル・トッドは「Son of the Pink Panther(ピンク・パンサー 2006)」のサントラや英国ジャズのIan Carr(イアン・カー)のセッションにも参加しています。
♪ ページトップの画像は輸入盤「Where the Truth Lies」のサントラです。
♪ 試聴はWhere the Truth Lies [Original Motion Picture Soundtrack] – レコチョク
試聴4番の”There’ll Be No Next Time”はケビン・ベーコンとコリン・ファースのデュエットですが、映画の中で流れた曲でArt Blakey & The Jazz Messengers(アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ)が演奏する”Whisper Not”やCarlos Santana(サンタナ)の”Oye Como Va”(1963)などはサントラに収録されていません。 サントラの曲目は溺死した女子大生のMaureen、ロブスターの謎が深まるThe Chinese Restaurant、死体に付いている引っ掻き傷の謎はSmall Scratches、手にしては趣味じゃないBabes On Hand、あっと驚くセリフのWho’s Gonna Pay Me?、ゆすりのネタとなったThe Tapeなどストーリーを思い浮かべますが、最もクラシック調な音楽のシーンはモーリンの母親が娘を語るThis Is My Daughterです。
☆ちなみにページトップのサントラ画像やDVDカバー画像で使用されているは美しい背中はカレン役のアリソン・ローマンですがケヴィンとコリンと一緒に合成された画像で、映画ではアリス役のクリスティン・アダムスとのレズ・シーンで観られます。
☆映画「秘密のかけら」のなかでも歌っているケビン・ベーコンですが、歌手としてのThe Bacon Brothersやベーコン数についてはAudio-Visual Triviaの記事 The Woodsmanを参照して下さい。
Rupert Holmes is an American treasure
上記のコメントはアメリカの有力紙に載せられたRupert Holmes(ルパート・ホームズ)対する賛辞です。 ニューズウィークは”ルネサンスの男”と称していてマスコミのルパート・ホームズ熱はすごいものがあります。 英国出身のニューヨーカー「ルパート・ホームズ」は1986年に「A Christmas Carol(クリスマスキャロル)」を書いたCharles Dickens(ディケンズ)の未完成ミステリー小説「エドウィン・ドルードの謎」を元にした初めてのミュージカル「The Mystery Of Edwin Drood(ミステリー・オブ・エドウィン・ドゥルード)」でトニー賞の最優秀ミュージカル賞を始め5部門を一人で独占したブロードウエイ史上初の作曲家及び演劇プロデューサー、又脚本家として知られています。 ディケンズ最後の小説で阿片の使用を描写していますが、アヘン窟のダンス・シーンもあるミュージカルは1991年のAccompliceも含めて、The Mystery Writers of America (米・探偵作家協会)が1945年に設立したアメリカミステリー文学界では最も権威のある賞のEdgar Allan Poe Awards(エドガー賞)のベスト・プレイ賞を2度受賞しているそうです。 The Mystery of Edwin Drood 1986 – YouTube
※チャールス・ディケンズの小説「エドウィン・ドルードの謎」は「クリスマス・キャロル」と同じようにクリスマス・イヴの話で仲の悪い二人の青年が仲直りの食事中にその片方「エドウィン・ドルード」が懐中時計を残して失踪してしまうというミステリです。
チャールズ・ディケンズが書いた未完の小説「エドウィン・ドルードの謎」がオンラインで読めるThe Mystery of Edwin Drood by Charles Dickens – gutenberg.org
そして、「秘密のかけら」の原作というのがそのショウビズ界をよく知るルパート・ホームズの処女小説「Where the Truth Lies」なのです。 この犯罪小説は2004年のネロ・ウルフ賞最優秀アメリカン・ミステリー小説賞を受賞しました。 2作目の探偵小説「Swing」は2005年3月に出版されています。
☆ルパート・ホームズについてはrupertholmes.com(英文)
1984年の「No Small Affair(恋人ゲーム)」で音楽を手がけたルパート・ホームズはBarbra Streisand(バーブラ・ストライサンド)の「Lazy Afternoon(まどろみの昼下がり)」のプロデュースで知られますが、1974年に自身のアルバム「Widescreen」でデビューし、映画の題名になっている”Where the Truth Lies”を収録して1979年にリリースされたアルバム「Partners In Crime」からカットされたシングルの”Escape/The Pina Colada Song(エスケイプ/ピニャコラーダ・ソング)”は全米1位に輝きました。
ピニャコラーダはお好き? If you like pina coladas …
♪ ルパート・ホームズのEscape “Partners In Crime”に収録されています。
ルパート・ホームズの原作を読もうという方にはハードカバー原書(ペーパーバックもあり)
Where the Truth Lies
↑カバー画像はOptical Illusion(だまし絵)?
2006年発売の2作目のミステリー小説「Swing: A Mystery」(ペーパーバック原書)もあり。
※このミステリーはスイングジャズの全盛時代である1940年を舞台に、スウィングの名曲が鍵となって展開するミステリー小説だそうです。 Jack Donovan楽団とツアー中だったサックス奏者でアレンジャーのRay Sherwoodは個人的な悩みを抱えていました。 そこへ若く美しい音楽学校生徒のGail Prenticeが作曲の助言を求めてきたのです。 レイは自分の悩みから開放されるべく魅力的な彼女に溺れていきます。 しかしレイはすぐに恐ろしい光景を目にします。 女が塔の上から身投げしたのです。 レイがゲイルとそのただならぬ家族について知るほどに螺旋状に渦巻く秘密に捕らわれていると知ることになります。 ゲイルの彼への接近の意図も死んだ女との関係も一つとして確実なものはなく、事件はショッキングな結末へと突入していきます。 レイは駆使できる全ての現実かつ大胆な又臨機応変な対応でこの想像を越える邪悪な謎を解かねばならないのです。
♪ The Pina Colada Song by Rupert Holmes
「うちのカミさんにはちと飽きた」なんて言ったって、ねえ、結局…!
Escape (The Pina Colada Song)の歌詞は私の大好きなニューヨークの作家「O. Henry(オー・ヘンリー)」(1862年ー1901年)の短編を読んでいるようです。 ついでなので、「The Gift Of The Magi(賢者のおくりもの)」や「The Last Leaf(最後の一葉)」でお馴染みのオー・ヘンリーの短編が読める英語のO Henry – Biography and Works(左のメニューからタイトルをクリック)
オー・ヘンリーの短編集から5話を映画化した1952年の映画「O Henry’s Full House(人生模様)」には「Dont Bother to Knock(ノックは無用)」で共演したMarilyn Monroe(マリリン・モンロー)とRichard Widmark(リチャード・ウィドマーク)も出演しています。
☆秘密にしておきたいほど完璧なルパート・ホームズのピニャコラーダ・ソングの歌詞の日本語訳はEscape 洋楽和訳 Neverending Music
Escapeに続き似たような曲ですがトップ10入りしたのはルパート・ホームズの”HIM”
☆簡単に作れるピニャコラーダのレシピはピニャ・コラーダ 今BARで話題のカクテルレシピ(写真あり)
ピニャ・コラーダって聞きなれない言葉ですが元はpin~a colada=裏ごしパイン(パイナップル)、だからパインジュースにラム酒を入れたプエルトリコ産のカクテルです。(pin~a coladaにはパインの群生の意味もあるようです…音が似てると言えばキッチン用品でコランダーという水切り用穴明きボールがあるけれど、スペインには”piñata(ピニャータ)”という誕生日用のキャンデー入りクス玉風縫いぐるみ人形もある)
☆アトム・エゴヤン監督の2002年の映画「アララトの聖母」については主演のシャルル・アズナブールに関連記事があります。
明けましておめでとうございまする~~今年も「へ~へ~へ~!」な記事、楽しみにしております。この映画のことは初めて知りました。ポスターがキレイでめちゃ色っぽいですな~
anupamさん、明けましておめでとうございます! 今年もよろしくね。
まだ寝ていませんよ。 ところで大晦日に来て下さればカウントダウンを設置してあったのですよ。 カウントダウン・ゼロ!で消えてしまいました。
明けましておめでとうございます!
旧年中はありがとう御座いました・・
って、ちょっと遅いっすか?
ま、とにかく、本年も宜しくお願い致します。
・・・ん~、色っぽい背中だ!
ken-sannさん、おめでとうございます! 新年早々のご訪問感謝致します。 今年も、一と月に数度はアップしますのでたまに覗いて下さいね。 (ブログはもっと頻繁にアップしなくちゃいけませんね。)
はじめまして。
検索して辿り着きました。
オーッと!! ナンテ詳しい解説でしょうッ!!
思わずガン読みしちゃいました。
このページがあれば、パンフレット要りませんね(^^)
哀しい映画でしたねぇ。数日間落ち込んでしまいましたよ。でも不思議とまた見たくなるんですよね。
私のブログでも、この映画の感想かいてます。
暇があったら覗いてやってくださいな
シズカさんのブログでちょっと「秘密のかけら」を発見しましたよ。 私は原作者のルパート・ホームズはペーソスがいっぱいのオー・ヘンリー風だと思います。