ヒッチ・ハイカー The Hitch-Hiker (1953)

フィルム・ノワールのファム・ファタールを演じた美人女優のアイダ・ルピノが監督として手掛けたノワール映画の第一作目の作品として有名です。

チャーリー・パーカー Charlie Parker

ビバップの天才と呼ばれたアルトサックス奏者の麻薬に染まったハチャメチャ人生が惜しくもその音楽活動を短くしてしまいしたが、それゆえにパーカーの音楽は不動のものとなったのでしょう。

ロベール・オッセン Robert Hossein

1950年代や1960年代のフランス映画でギャング役で有名な俳優ですが、父である音楽家のアンドレ・オッセンと組んで何本もの映画を監督しました。

ベビイドール Baby Doll (1956)

ベビイドールという未成年の花嫁が心身共に成長していく過程を描いたテネシー・ウィリアムズ原作の南部もの映画です。セクシー・ランジェリーのベビイドールのもととなったブルマー式パジャマを着て揺り篭で指をしゃぶって眠るベビイドールは一夜にして大人になります。

緑の館  Green Mansions (1959)

そのままでも妖精のように浮世離れしていた若き日のオードリー・ヘップバーンが当時の夫だったメル・ファーラーの監督したファンタジー映画に出演しました。共演者はサイコでノーマン・ベイツを演じる前のアンソニー・パーキンスです。

ハッシャバイ Hush A Bye – The Jazz Singer (1952)

“Hush A Bye, Hush-A-Bye, Hushabye”と類似したタイトルがあったりスペリングがちょっと違ったりで見つけにくいですが、美しいメロディにのせて歌われた” る、る、ら、るるー、はっしゃばい、おやすみ よいこよ”というジャズ曲が今から半世紀も前に流行りました。

ミケランジェロ・アントニオーニ Michelangelo Antonioni

日本では「太陽はひとりぼっち」が大ヒットしたミケランジェロ・アントニオーニが監督する映画のテーマは愛の不毛と疎外感と欲望がテーマだそうです。予備知識なしでも深い感銘を受ける名画の数々はヴィットリオ・デ・シーカ、ルキノ・ヴィスコンティ、フェデリコ・フェリーニなどと並びイタリア映画の巨匠と呼ばれています。

メイ・ブリット May Britt

ヴェロニカ・レイクのような輝くブロンドのファムファタルで、ローレン・バコールのような眼差しの北欧美人で「若き獅子たち」や「嘆きの天使」などで妖艶な役を演じて人気が出ましたが、サミー・デイヴィス・ジュニアと結婚してすぐに引退してしまいました。

エドゥアール・モリナロ Edouard Molinaro

1950年代後期にフィルム・ノワールの「絶体絶命」や「殺られる」や「彼奴(を殺せ」などを監督したのにヌーベルバーグの巨匠と呼ばれそこなったフランス映画の巨匠のエドゥアール・モリナロは後にロマンス映画やびコメディなどのお洒落なハリウッド映画にも挑戦しました。

ミレーヌ・ドモンジョ写真集 Mylene Demongeot Photos

1950年代後期のミレーヌ・ドモンジョの写真集です。数は少ないですが約半世紀前のその当時に映画雑誌から切り抜いてスクラップブックに貼ってあったものです。

ゲイリー・クーパー Gary Cooper

私が映画好きになって劇場で観た頃はゲーリー・クーパーはもう中年になっていましたが、若い頃は最もセクシーだと感じる俳優です。デビュー当時からその時代の代表的美女たちのお相手をして観客のみならず共演した女優たちをもクーパーの魅力の虜にしてきました。

ブリジット・バルドー写真集 (カラー) Brigitte Bardot Photos 1

1950年代から1960年代に私が切り抜きしたブリジット・バルドーの画像集です。現在は動物愛護運動家の闘士として知れ渡っていますが、半世紀昔の懐かしいベベをご覧下さい。

パスカル・オードレ Pascale Audret

今から遡ること半世紀前に、デュランス河の可愛いオルタンスを演じたのは可憐なパスカル・オードレでした。インターネット上にはパスカル・オードレの画像も情報も殆どみつからないのが残念ですが数少ない出演映画について書いてみました。

マリリン・モンロー ノックは無用 Marilyn Monroe (1952)

他に類をみないほどナイーヴで誰でもが無条件で愛しいと思える女優ですが、時にはいじらしいとさえ思える程徹底してオツムの弱いブロンド女を演じきりました。それでもステレオタイプではないところが素晴らしいのです。マリリン・モンローは1950年代の殆どの映画の中で歌っていますが吹き替えはしなかったそうです。

フランソワ・トリュフォー Francois Truffaut

ヌーヴェルバーグのフランソワ・トリュフォーはクラシックでミステリアスでロマンティックなフランス映画の監督及び脚本家です。多くの作品は自身の自伝のようです。

ダニエル・ダリュー Danielle Darrieux

1950年代のフランス映画で最も輝いていた気品溢れる美人女優です。綺麗なだけではありません。歌手としても素晴らしく、それこそ玉を転がすような美しい歌声なのです。観てうっとり、聴いてうっとり、悪女役でも可愛いダニエル・ダリュー!

ジャクリーヌ・ササール Jacqueline Sassard

イタリア映画の純情可憐なお嬢様女優はその美しく大人しそうな顔の裏に恐ろしいほどの残酷さを秘めた役も多いのです。スラリとした肢体にストレート・パーマをかけたようにサラサラとした長い髪と大きな目は稀にみる時代ものの美少女像を彷彿とさせます。

トロイ・ドナヒュー Troy Donahue

1950年代後期から1960年代にかけてアメリカの青春映画の人気スターだったトロイ・ドナヒューはその後落ち目になったとはいえ最後の最後まで銀幕を去らなかった不屈の俳優魂の持ち主です。