ミケランジェロ・アントニオーニ Michelangelo Antonioni

日本では「太陽はひとりぼっち」が大ヒットしたミケランジェロ・アントニオーニが監督する映画のテーマは愛の不毛と疎外感と欲望がテーマだそうです。予備知識なしでも深い感銘を受ける名画の数々はヴィットリオ・デ・シーカ、ルキノ・ヴィスコンティ、フェデリコ・フェリーニなどと並びイタリア映画の巨匠と呼ばれています。

エドゥアール・モリナロ Edouard Molinaro

1950年代後期にフィルム・ノワールの「絶体絶命」や「殺られる」や「彼奴(を殺せ」などを監督したのにヌーベルバーグの巨匠と呼ばれそこなったフランス映画の巨匠のエドゥアール・モリナロは後にロマンス映画やびコメディなどのお洒落なハリウッド映画にも挑戦しました。

ロマン・ポランスキー チャイナタウン Chinatown (1974)

ロマン・ポランスキー監督が自ら最高の作品と称するフィルムノワール調のミステリー映画です。「ボニーとクライド」のフェイ・ダナウエイがレトロなファム・ファタルらしき謎の未亡人を演じてジャック・ニコルソンの私立探偵と絡みます。

フランソワ・トリュフォー Francois Truffaut

ヌーヴェルバーグのフランソワ・トリュフォーはクラシックでミステリアスでロマンティックなフランス映画の監督及び脚本家です。多くの作品は自身の自伝のようです。

ウディ・アレン スターダスト・メモリー Stardust Memories by Woody Allen (1980)

ひとひねりもふたひねりも風刺が効いているウディ・アレンの映画は理解し難い部分が多いですが、これだけは言えます。いくつかの作品では映画音楽はクラリネット奏者であるウディ・アレンのレコードコレクションから精選された懐かしいスウィングジャズが使用されているのです。

クリント・イーストウッドのジャズ関連作品集 Clint Eastwood – Filmography

TVシリーズの西部劇「ローハイド」で有名になったクリント・イーストウッドは大のジャズ好きで、監督になってからジャズを取り入れた作品を多数制作しています。

ダミアーノ・ダミアーニ くち紅 Il Rossetto (1960)

1960年のピエトロ・ジェルミ主演の刑事もの映画です。 前作の「刑事」とは違って余り知られていませんが、殺人事件と犯人をかばう少女の淡い恋心を描いてなんともやるせなく、ミランダ・マルチーノが歌うテーマ曲も忘れられません。

クリント・イーストウッド Clint Eastwood

少年の頃からクラブでピアノを弾き糧を得ていたというクリント・イーストウッドは自分でも歌う大のジャズ好きで自身でも歌います。

アルフレッド・ヒッチコック めまい Vertigo (1958)

アルフレッド・ヒッチコック監督の名作中の名作、高所恐怖症をテーマにした心理サスペンスでは謎の女が二度死にます。

ルイ・マル ダメージ Louis Malle’s Fatale (Damage) (1992)

ジョゼフィン・ハートの小説「ダメージ」をルイ・マル監督が映画化しました。 ジュリエット・ビノシュのファム・ファタルが怖いです。 彼女に出会ったら、愛されたら・・・身の破滅!