Rockabilly – Audio-Visual Trivia

ジョニー・ホートン　Johnny Horton

西部開拓史などにまつわる英雄を称えたバラード曲が1950年代中頃に流行しましたが、そのなかでも人気だったのがカントリー歌手のジョニー・ホートンが歌った”ニュー・オーリンズの戦い”や”アラスカ魂”で日本のヒットパレードでも上位に輝きました。

1950年代、ロカビリー旋風が巻き起こった時代に唯一の女性ロカビリアンとして活躍したカントリー歌手です。美しい顔に似合わないほどのダミ声は男性ロカビリアンたちの中にあっても決して引けをとることはありませんでした。ワンダ・ジャクソン歌は日本でもフジヤマママが大流行しました。

ロカビリーに始まりロカビリーに終わった屈指のロカビリアン、ロカビリー魂の権化！　ビ・バップ・ア・ルーラ！

立ち弾きピアノが特異な変り種のロカビリアンのリトル・リチャードは炎のロックン・ローラーか？神聖なる牧師さまか？諸刃の刃が脳天を突き抜けるシャウトとゴスペルをジャグリング。

アウトローの伝説的なカントリー歌手の一人として絶大なる人気を誇っていたジョニー・キャッシュはロカビリーからゴスペルまで手掛けましたが、良き伴侶としてジューン・カーターを得てさらなる飛躍を遂げたのです。

ロカビリーの王者と呼ばれるチャーリー・フェザースの歌は一度聴いたら魅せられる。その風変わりな声と歌唱法が他に類を見ないほどユニークです。なにしろ歌の合間にしゃっくりが頻繁に入るのです。ひっひっくひっ！

たった3年の音楽活動なのに永遠のロックンローラーとして人気の高かったシンガーソングライターは本国より人気のあったイギリスでその短い生涯を閉じました。

ジョージ・ルーカス監督の映画「アメリカングラフィティ」は’50sのヒットパレードのようにオールディズがいっぱいです。　ビル・ヘイリー＆コメッツのロック・アラウンド・ザ・クロックで始まる「アメリカングラフィティ」のサウンドトラックの紹介です。

1956年はロックンローラー「エルビス・プレスリー」にとって特別な年です。ローカルヒットから全国ネットに代わったのです。そしてグローバルヒットへ。